当館の象徴であるモネの作品をはじめとする西洋近代絵画の名品に、日本の近代絵画を交えて紹介します。
1階展示室 2017 MOMASコレクション 第1期
2017.4.22 [土] - 7.16 [日]
セレクション:モネとかルオーとか
色を織り、光を綴る—斎藤豊作の絵画
埼玉県ゆかりの洋画家で、日本の近代美術に大きな足跡を残した斎藤豊作の画業を、新収蔵作品を交えてたどります。
院展の作家たち
多くの画家を輩出してきた在野団体、日本美術院に参加した作家の作品を通して、近代日本画史の一端をたどります。
建畠晢×MOMASコレクション
詩人/美術評論家としても活躍する館長・建畠晢による究極のMOMASセレクションです。
会期
2017年4月22日 (土)〜7月16日 (日)
休館日
月曜日 (5月1日は開館)、5月23日〜26日、6月27日
開館時間
10:00~17:30 (入場は17:00まで)
観覧料
一般200円 (120円)、大高生100円 (60円)
※( ) 内は団体20名以上の料金です。
※中学生以下、障害者手帳をご提示の方 (付き添いの方1名を含む) は無料です。
※企画展観覧券をお持ちの方は、併せてMOMASコレクションもご覧になれます。
出品作品リスト
「ポケット学芸員」の導入について
県立近代美術館では、4月22日(土)から、1階展示室、館内及び北浦和公園(企画展展示室は対象外)で、無料のスマートフォンアプリ「ポケット学芸員」を活用した展示解説を導入します。ご自身のスマートフォンにダウンロードしたアプリで解説を見ながら、作品を鑑賞することができます。
またこれに伴い、1階展示室内での電子機器の使用制限を一部緩和します。内容は下記のとおりです。
(1) お使いいただける機器
作品・作者に関する情報収集のために使用するスマートフォン、携帯電話、タブレットPC、ノートPC
(2) できること
「ポケット学芸員」使用、ウェブでの情報収集、メモ取り、時刻の確認
(3) ご遠慮いただきたいこと
通話、撮影、ゲーム、音楽鑑賞、キーボードによる騒音、機器使用での長時間の椅子の占拠
他のお客様のご迷惑にならないようご留意いただき、埼玉県立近代美術館をより深くお楽しみいただければ幸いです。
関連イベント
サンデー・トーク
内容:学芸員が展示作品から1点を選んで展示室内で解説します。
場所:1階展示室
日時:5月21日 (日) 15:00~15:30/作品:モーリス・ユトリロ《旗で飾られたモンマルトルのサクレ=クール寺院》1919年/担当学芸員:渋谷拓
日時:6月18日 (日) 15:00~15:30/作品:草間彌生《Flower》1954年/担当学芸員:五味良子
日時:7月16日 (日) 15:00~15:30/作品:斎藤豊作《初冬の朝》1914年/担当学芸員:吉岡知子
費用:MOMASコレクション観覧料が必要です。
美術館サポーターによる作品ガイド
内容:4月22日 (土)、23日 (日) を除く会期中の毎日14:00から30分程度、美術館サポーター (ガイド・ボランティア) が展示作品について解説します。
場所:1階展示室/費用:MOMASコレクション観覧料が必要です。
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クロード・モネ《ジヴェルニーの積みわら、夕日》1888-89年
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今村紫紅《龍虎》1913年
埼玉県立近代美術館では、2008年度より「常設展」という呼称を「MOMASコレクション」に改めました。当館の常設展では2002年度以降、外部からの借用作品や現存作家のご協力によって、所蔵作品を核としつつも従来の常設展のイメージに捉われない、企画性の高いプログラムを実施してきました。名称変更はこうした意欲的な姿勢を示そうとするものであり、これまで以上に充実した展示の実現を目指しています。
※MOMAS(モマス)は埼玉県立近代美術館(The Museum of Modern Art, Saitama)の略称です。